2007年08月14日

小学校理科・水よう液




犬 じゃあ、先生と一緒に中学受験・小学校理科のポイントをおさらいしていこう。

  ここが解らない・難しいっていうところはあるかな?



もうやだ〜(悲しい顔) 先生、水よう液の計算が分かりません!


犬 水よう液のよう解度のところだね。

  じゃあ、まずは物質ごとのよう解度の違いからおさらいしておこうか。



固体のよう解度:

一定量の水に溶ける固体の量は

水の温度が高いほど大きくなる



  つまり、粉やかたまりを水にとかす時には

  水でなくてお湯の方がとけやすいということ。


  限界までとけた状態を 飽和(ほうわ) というけれど

  飽和するまでの固体の量が少なくてすむんだね。


  みんな、コーヒーを飲んだことがあるかな? ココアでもOK。

  砂糖やココアの粉をとかそうとするとき

  お湯にはよくとけるけど、水にはとけにくいよね。



こうして体験から覚えていくと理科がよく分かるんだ。

身の回りにある自然の現象を法則にしたものが理科だからね。



  ただし、


例外: 水酸化カルシウムは温度が低い方が溶けやすい


  ここはチェックしておこう。




わーい(嬉しい顔) うん! 確かに冷たい飲み物を甘くするときは

  粉じゃなくってシロップを混ぜてるね。

  砂糖は冷たいものにはとけにくいからなんだ。


犬 そう。小学校理科の水よう液の問題では

  水に固体をとかす場合が出ることがほとんどだけど

  シロップ、つまり液体を水にとかす時のこともチェックしておこう。



液体のよう解度:

液体を水にとかす場合は

無制限にとけるものと全くとけないものに分かれる




  水に液体をとかす時は、アルコール(お酒)は水によくとける。

  その時はとける量に限度はないんだ。

  その代わり、油は全く水にとけない。ココを覚えておこう。

  アルコールと油の違いさえ押さえておけばOK。



わーい(嬉しい顔) なるほど! お母さんがお料理してるときに見たことあるよ。


犬 見たことがなかったり、ピンとこないなら

  油を水に入れるとどうなるか、お酒を水に入れるとどうなるか・・

  お母さんに協力してもらって、おうちのキッチンで一度試してみよう。



  さて、固体に液体ときたら次は?



わーい(嬉しい顔) 気体!



犬 そうだね。気体を水にとかす場合について見てみよう。



気体のよう解度:

気体を水にとかす場合は、温度が低いほどよくとける。

また、圧力が高くなるほどよくとける




  コーラを思い出してみよう。

  飲むとシュワーッと炭酸の刺激があるよね。

  あれは二酸化炭素を水にとかしているのは知ってるかな?

  水にぎゅーっと圧力をかけて、沢山の二酸化炭素をとかしているんだよ。



  そのコーラを、冷蔵庫から出して半分飲んだら

  残りはぬるくなるまで部屋に置いておこうか。




ふらふら あれっ? まったりしてシュワーッてのが無くなっちゃったよ。



犬 二酸化炭素をはじめとする気体は、温度が高いととけられなくなって

  空気中に逃げちゃうんだ。だから炭酸が抜けるっていうんだね。




わーい(嬉しい顔) そうなんだ! こうして確かめると分かりやすいね。




犬 さあ、体験しておおまかな流れを確認したら

  ここでひとつ問題を見てみよう。



問題: 80度の水100gには食塩が38gとけます。

20度の水100gにとける食塩は35.8gです。

80度の水300gに食塩をとけるだけとかしたあと

20度まで温度を下げると、とけきれない食塩が出てきました。

何gの食塩が出てきたと考えられますか。



  まずは水100gとして計算しよう。

  80度でめいっぱいとかしたら、水の中にとけている食塩は38g。

  20度の水にとける限度は35.8g。

  温度を下げたときに出てくる食塩は

  38(g) ― 35.8(g) = 2.2(g)

  これは100gの水にとかした場合だから、300gのときは

  2.2(g) ÷ 100(g) × 300(g) = 6.6(g)


  これが答えになるね。


基本の計算はコレ。

とける固体の名前や量、温度が変わったりするだけだから

この計算の仕方を覚えておけば、数字を入れ替えるだけなんだ。



  水よう液、これで分かったかな?

  こんなふうに小学校理科のポイントをひとつひとつ押さえていこうね。




posted by 小学校 理科 at 18:38| 小学校 理科