もうバテバテで、とろけちゃいそうだった。
太陽光と地面、気温の温まり方について見直してみようか。
温度が一番高くなる時間帯は?って問題が出たんだけど
間違えちゃったみたいなんだ。
太陽が南中、つまり真南に来るのは12時だよね。
じゃあ12時に気温が一番高くなるんじゃないの?
みんな分かりにくいところだと思うんだ。
大事なのは、
太陽が直接空気を温めるわけではない ってところなんだよ。
前に一緒に勉強した、小学校理科・天気を思い出してごらん。
ということは・・・
太陽が南中する12時頃、放射は一番強くなる。
どうしてか?というと、太陽の光が垂直に当たることによって
太陽の光が集中して、効率的に地面を温めることができるからなんだ。
虫眼鏡で太陽の光を集めて、黒い紙に火を付けるところを思い出してみよう。
ある角度で、ある1点、火がつきやすいポイントがあるよね。
太陽の南中も同じようなものだと思えばいい。
そして温まった地面が空気を温める。
気温が上がるのは地面からの放射によるものなんだよ。
放射 と呼ぶけれど、
地面が地面を温める、つまり地温の変化は 伝導 という現象で起こる。
空気が空気を温めるのは 対流 という現象で起こる。
固体が固体を温めるのは 伝導
液体が液体を、気体が気体を温めるのは 対流
太陽からの熱が地面を、地面の熱が空気を温めるのは 放射
この3つの言葉の違いは、一般に小学校理科の試験に出ることはないけれど
頭の片隅に置いておくと役に立つことがあるかもね。
空気に赤外線(赤外光)を放射する。
赤外線といえば、「遠赤外線ヒーター」とか聞いたことあるかな。
ものを温める効果の高い光なんだよ。
赤外線については高校で詳しく習うから、今は
そういうものなんだ、と頭に入れておくだけで十分。
地面と空気が温まるまでに時間がかかるよね。
それで温度が一番高くなるまでにズレがあるんだ。
太陽からの放射が一番強くなるのが12時(南中)、
地面の温度が一番高くなるのが13時、
空気の温度(気温)が一番高くなるのが14時。
太陽高度が一番高くなる12時から
地面、気温の順に1時間ずつ足していくだけ。覚えやすいだろ。
太陽の熱と光は夏至(6月)に一番多く地面に届く。
その結果、地面の温度は7月に一番高くなり
空気の温度(気温)は8月に最高になる。